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リサイクル燃料 製造工程 ほか

お問合せ:0154-40-3232

RPF固形燃料とは?

Refuse Paper & Plastic Fuelの略称であり、主に産業廃棄物のうち、
マテリアルリサイクルが困難な古紙及びプラスチックを原料とした
高カロリーの固形燃料です。当社のシステムでは紙の代わりに
木くずも混ぜ合わせての成形が可能です。

RPFの特徴 総合エネルギー効率の向上と化石燃料削減によりCO2削減など地球温暖化防止に寄与

ハンドリング性が良い

RPFは固形燃料で密度が高いため、コークス、微粉炭と同等の利便性を持ち、貯蔵特性にも優れています。

品質が安定

発生履歴が明らかな産業廃棄物や選別された一般廃棄物(分別基準適合物)を原料として仕様するため、品質が安定している。

熱量のコントロールが可能

ボイラーな等のスペックに応じ、古紙と廃プラスチックの配合比率を変えるだけで熱量変更が可能。

高カロリー

プラスチックを使用しているため熱量が高く、石炭及びコークス並みで化石燃料の代替として使用可能。

ボイラー等の焼却炉における排ガス対策が容易

品質が安定し、不純物混入が少ないため、塩素ガス発生によるボイラー腐食やダイオキシン発生がほとんどない、硫黄ガスの発生も少なく、排ガス処理が容易。

他燃料と比較して経済性がある。

現状で石炭の1/3〜1/2という低価格である。灰化率が石炭に比べ1/3以下となるため、灰処理費が削減可能である。

RPF製造工程フロー

RPF製造工程フロー

RPFの原料となる紙類・木類・プラスチック類

紙類

特殊紙 加工紙・ラミネート紙・紙製容器等
粘着テープ ラベル・ステッカー・ガムテープ等
ロール状損紙 切り落とし紙・フィルム等
平判損紙 切り落とし紙・フィルム等
紙製容器包装 容器包装リサイクル法における分別基準適合物
   

木類

  主体原料名 可否 主用途
廃 木 製品木 家屋・物置等の解体寺の廃木材
流木 ダム・川で発生する流木(乾燥してあるもの)
生木 × 伐採・剪定枝・抜根

プラスチック類

  主体原料名 可否 主用途
熱可朔性
樹脂
ポリエチレンPE 包装用フィルム(包材)・買い物袋・アルミ蒸着紙・通箱(ビニールケース・部品箱等)
ポリプロピレンPP 通箱・結束ひも・菓子の包装袋・アルミ蒸着紙
ポリスチレンPS TV、オーディオ等家電製品のボディ・アルミ蒸着紙・食品用トレイ・発砲スチロール・玩具ボディー
ポリエチレンテフタレート PET(清涼飲料、酒類の容器)・カーペット・衣類品等
ポリカードネートPC AV機器等のボディー・コピー機等のボディー・携帯電話のボディー
アクリルブタジエンスチレンABS 自動車・家電製品等
ナイロン 合成繊維
アクリル レンズ
上記、材質の複合品は使用可能です。
熱硬化性
樹脂
ポリ塩化ビニールPVC × 農業用ビニール・人工皮革・電線皮膜・水道管・食品用ラップフィルム・部品トレイ
ポリウレタン × スポンジ・靴底等
不飽和ポリエステル樹脂FRP × 浴槽・ヘルメット・ボート・釣竿
フェノール樹脂 × 配電盤ボディー・ガラエポ基盤

※原料として使用可能な紙・プラスチックは、材質別に分別する必要はありません。
※ポリ塩化ビニール・金属つきプラスチックは原料として使用できません。